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京都精華大学 現代アフリカ講座 現代アフリカのパワーと可能性を知る~ビジネスの視点から~(全5回)/京都会場

Description

昨年東京で評判を呼んだ京都精華大学の「現代アフリカ講座」を今秋は京都で開講!

著しい経済成長を遂げ、急速に都市化が進んだアフリカは、世界から熱い注目を集め、わが国でも多数の企業が進出を始めています。また、ビジネスによって雇用を創出するなど、新しい形の開発援助も展開するようになりました。そんな今のアフリカに潜在するビジネスチャンスとは具体的には何を指すのでしょうか。いまアフリカではどのようななことが起き、何が求められているのでしょうか。
日本で唯一のアフリカ出身学長となったウスビ・サコの就任で注目を集める京都精華大学が、現代アフリカに関する連続講座を京都で開きます。講座のコーディネートはサコ学長自らが務め、さまざまな領域の最前線で活躍する講師を招きます。今日のアフリカを生の講義で知ってみませんか。


日時:

2019年10月25日(金)11月1日(金)11月8日(金)11月15日(金)11月22日(金)

19:00~21:00 全5回


各回の内容:

10/25(金) 第1回 今アフリカで何が起きているのか

〈導入のお話〉ウスビ・サコ(京都精華大学学長/同人文学部教授/コミュニティ論・建築計画)

合田 真(日本植物燃料株式会社 代表取締役社長)

新たなテクノロジーを取り込み、世界で最もイノベーションを生み出しつつあるアフリカ。アフリカがイノベーションを生む理由を日本の現状と対比しつつ、アフリカと日本の双方が今後どのように繋がって行くのかを考えます。他方、食料やエネルギー、政治や暴力については現実の課題も多く残っており、これから弊社が目指していく取り組みについても共有したいと思います。

11/1(金)第2回 現地の人たちとつくる、未来を展望するビジネス

中須俊治(株式会社AFURIKA DOGS代表)
森重裕子(株式会社ア・ダンセ代表/関西学院大学 非常勤講師)

現地でものづくりに関するビジネスを展開している企業の活動を紹介します。2018年にトーゴ共和国でアパレル業を立ち上げたAFURIKA DOGSは、会社設立の経緯や、SDGsへのアクションとして現地民族・エウェ族と共に取り組んでいる事業についてお話しします。また、ブルキナファソ産の「シアバター」を原料に用いた石鹸や化粧品を取り扱い、現地女性の自立を支援してきた株式会社ア・ダンセから、西アフリカ内陸部における手仕事の今をお伝えします。

11/8(金)第3回 現代アフリカのアート

緒方しらべ(大阪大学・阪南大学非常勤講師/文化人類学、アフリカ美術研究)
アフリカンアートと呼ばれる造形は、日本の美術館や博物館、輸入雑貨店やアパレルショップでも見られます。こうした造形が「アート(美術/芸術)」として認識されるようになったのは19世紀後半以降のヨーロッパであり、現在でも、アフリカンアートの展示・販売と研究はとくに欧米で盛んです。ところが、アフリカ大陸内でアートと呼ばれるものに注目してみると、アフリカンアートの展示・販売では見られないようなモノやコトが見えてきます。そのギャップは何であるのか。ナイジェリアの地方都市のアートを事例に考えていきます。

中村融子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科/アフリカ現代美術)
アフリカ現代美術は、アフリカの造形が「美術の外」だった時代から、いくつかの激しい議論を伴って国際的に確かな領域を確立しました。西欧の権威の内側で戦うと共に、外側に新しいアートワールドを構築した歴史を、美術館やフェアなどのアート・インフラに着目しつつ、コンゴの現代絵画を例にたどります。また90年代に国際美術界に参入した第一世代と、「ミレニアル世代」の作家たち(たまごっちやドラゴンボールに幼少期に親しんだ世代でもある)価値観の差や、現在の日本美術界が彼らにどんなチャンネルを開いているかの知見をシェアし、これからの鑑賞を共に考えます。

11/15(金)第4回 現代アフリカを経済から読み解く

北川勝彦(関西大学名誉教授・放送大学客員教授/南部アフリカ社会経済史)
高橋基樹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科教授・神戸大学名誉教授/アフリカ経済論、開発援助論)
長い停滞の後、高度成長を開始した「最後のフロンティア」アフリカ。人びとは若く、今世紀後半には人口が世界最大になることは確実とされます。一方で、貧困、格差、感染症の蔓延などの問題は深刻であり、最近では一部の国で成長の減速も生じています。こうした多面性を持つアフリカには、どのようなビジネスのチャンスと可能性があるのか、どのような困難とリスクを超えていかなければならないのか。この講義では、アフリカを歴史の流れと世界のつながりの中に位置づけ、アフリカ経済の未来を考えてみたいと思います。

11/22(金)第5回 世界の中のアフリカ、日本の向き合い方

〈結びのお話〉ウスビ・サコ
兒玉高太郎(日本貿易振興機構お客様サポート部長〈前海外調査部中東アフリカ課長〉)

アフリカでは2010年代に入り、高成長を支えてきた一次資源ブームの終焉が資源保有国に景気後退をもたらす一方、大陸総体としては安定成長を続けています。背景には、域内市場で成長する内外民間企業とこれらが生み出す新たな産業・市場、これを可能とするビジネス・投資環境整備の進展があります。この講義では、近年のアフリカ経済の変化と新たに生まれる商機、日本企業のアフリカ進出の現状と課題、さらなる市場参入の方策を提示した上で、ビジネスを通じたアフリカ開発への日本の貢献可能性を考察します。


主催:

京都精華大学


協力:

京都産学公連携機構(一般社団法人 京都知恵産業創造の森) 


後援:

駐日マリ共和国大使館/日本貿易振興機構(ジェトロ)/国際協力機構(ジャイカ)/外務省


場所:

オープンイノベーションカフェ「KOIN」
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター3階


定員:

各回50名


受講料:

全5回 12,000円/1回聴講 3,000円

※京都精華大学の在学生、卒業生、教育後援会会員(在学生の家族)は受講料の割引があります。事務局にお問い合わせください。


講座コーディネート:

ウスビ・サコ(京都精華大学学長/同人文学部教授/コミュニティ論・建築計画)


講師プロフィール:

合田 真(ごうだ・まこと)

1975年長崎生まれ。京都大学法学部を中退したのち、2000年に日本植物燃料株式会社を設立。バイオ燃料を製造・販売する事業をアジアにて展開した後、アフリカ・モザンビークに事業を拡大。電気も銀行もないアフリカの農村で、村人がお金を土に埋めて保管している様子を見て、お金の管理にニーズを感じ、「電子マネー経済圏」をつくる事業を立ち上げた。この事業は、世界中の農村や貧困地域に「お金の革命」を起こすポテンシャルがあるとして国連にも注目されている。最新著『20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る』(日経BP)

中須俊治(なかす・としはる)

1990年、京都府生まれ。株式会社AFURIKA DOGS|アフリカドッグス・代表。学生時代、単身アフリカへ。世界最貧国でみた生活の豊かさに感銘を受けた一方で、障害者差別の現状を目の当たりにする。現地の友人と「みんなが笑って過ごせる世界をつくろう」と約束して帰国。大学卒業後、地元金融機関に就職。京都の伝統技術に触れたことをヒントに「アフリカ×京都」をテーマにしたものづくりを開始する。2018年、かつて友人と交わした約束を果たすべく創業。フランス・パリでの商品発表を経て、アフリカ最貧国での社会的インパクトを最大化するファッションスタイルを提案している。社会起業家の登竜門「ソーシャルビジネスプランコンペedge」ファイナリスト、「アフリカ起業支援コンソーシアム」支援先事業認定。

森重裕子(もりしげ・ゆうこ)

京都大学大学院医学研究科社会医学系専攻博士課程満期退学。修士(社会福祉学)、修士(社会健康医学)。阪急百貨店を退職後、大学院で女性・子どものエンパワーメントや疫学の研究を続けながら、ネパール留学や青年海外協力隊(ブルキナファソ)参加を経て、2009年に株式会社ア・ダンセを設立。シアバター製品の製造・輸入・販売や手工芸品の販売を開始。2014年からはNPO法人道普請人のブルキナファソ代表として労働集約型道路整備事業も開始。

緒方しらべ(おがた・しらべ)

ロンドン大学東洋アフリカ学院でアフリカ美術史を学ぶ(学士・修士)。帰国して総合研究大学院大学博士後期課程で文化人類学を学ぶ(博士)。日本学術振興会特別研究員を経て、主に大阪府内の大学でアフリカ地域研究の講義を担当(現職)。著書『アフリカ美術の人類学:ナイジェリアで生きるアーティストとアートのありかた』(清水弘文堂書房、2017年、日本アフリカ学会第30回研究奨励賞受賞)。

中村融子(なかむら・ゆうこ)

東京大学法学部卒業。アフリカ現代美術を美術史的視点で研究。これまでコンゴ民主共和国の絵画と現代陶芸を扱ってきた。現代社会における地域性や美術ジャンルのカテゴライズの持つ意味を問いながら、作品の魅力を美術制度構築史にフォーカスしながら語る。WEBメディア東大UmeeTや京大360°に寄稿。アートフェア東京2019にて「みんなのギャラリー」パンフレットキュレーション・美術解説を担当。2019年秋「アフリカ現代アート講座(仮)」(主催:一般社団法人アーツ・プラス/タグチ・アートコレクション)に登壇予定。

北川勝彦(きたがわ・かつひこ)

1975年関西大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1999年総合研究大学院大学博士(学術)。長年の教歴を経て現在は関西大学名誉教授、放送大学客員教授等を務める。主著に『日本―南アフリカ通商関係史研究』(国際日本文化研究センター、1997年)、『アフリカと帝国―コロニアリズム研究の新思考にむけて―』(共編著、晃洋書房、2011年)、『アフリカ世界の歴史と文化』(共著、放送大学教育振興会、2013年)、『現代アフリカ経済論』(共編著、ミネルヴァ書房、2014年)など。

高橋基樹(たかはし・もとき)

1991年ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院修了。神戸大学大学院国際協力研究科助教授・教授を経て、現職。主著に『開発と国家―アフリカ政治経済論序説』(勁草書房、2010年)、『開発と共生のはざまで-国家と市場の変動を生きる』(共編著、京都大学学術出版会、2016年)、『現代アフリカ経済論』(共編著、ミネルヴァ書房、2014年)、『開発を問い直す-転換する世界と日本の国際協力-』(共編著、日本評論社、2011年)など。

兒玉高太朗(こだま こうたろう)

1966年大分県生まれ。京都大学文学部を卒業後、1990年に日本貿易振興会(ジェトロ)に入会。パリ、東京等での勤務を経て、2004年海外調査部中東アフリカ課長に就任、以降、貿易投資相談センター主査、ドバイ事務所次長、パリ事務所次長等を歴任。2019年4月、中東アフリカ課長に再任され、中東アフリカ地域の政治・経済・ビジネス動向に関する調査を実施し、日本企業の円滑な事業運営や新規事業開発に資する情報発信を行ってきた。同年7月にお客様サポート部長に就任。

ウスビ・サコ

マリ出身。北京語言大学、南京東南大学等を経て、京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。研究対象は「居住空間」「京都の町家再生」「コミュニティ再生」「西アフリカの世界文化遺産(都市と建築)の保存・改修」など、社会と建築空間の関係性を様々な角度から調査研究を進めている。著書に『知のリテラシー・文化』(共編、ナカニシヤ出版、2007年)、論文に「バマコの集合居住の生成と中庭型在来住宅の形成過程の考察」など。


Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#479829 2019-10-04 08:25:24
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Oct 25 - Nov 22, 2019
[ Fri ] - [ Fri ]
7:00 PM - 9:00 PM JST
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Venue
京都経済センター3階「KOIN」
Tickets
全5回通し SOLD OUT ¥12,000
10/25(金)1回聴講 SOLD OUT ¥3,000
11/1(金)1回聴講 SOLD OUT ¥3,000
11/8(金)1回聴講 SOLD OUT ¥3,000
11/15(金)1回聴講 SOLD OUT ¥3,000
11/22(金)1回聴講 SOLD OUT ¥3,000
Venue Address
京都市下京区函谷鉾町78 Japan
Organizer
京都精華大学 社会連携センター
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